TVアニメ「東京喰種」
ハローハロー世界。
ボクは今日も今日とて他者の創作に心酔しながら過ごしています。
ああ、創作の神よ。この世に物語の才能を落としてくれてありがとう。
大変楽しく生きられるひと時を過ごせますよやっほー!
さてさて、では記録日記、記念すべき第一回目におススメしたい作品をご紹介しましょう。
TVアニメ「東京喰種」
人気作キターーーーーー!!
制作年は何と2014年。だいぶ前。6年前。
しかし制作年なんてそんなもの面白さには関係ありません!断じて関係ない!
そう!この作品に星をつけるなら…。
ボクは星5つ★★★★★を付ける!!!!!満点だ!!!!!
ボクは東京喰種をこのアニメから知りました。
実はもう全期観てますが、レビューなので一期ずつ順にご紹介したいと考えてますので悪しからず。
あ、でも記事が連なるとは限らないんだけどね!
なんせ観た順(今!ナウ!)なのでね!ごめんね!
閑話休題。
本題に入ろうか。
この物語のあらすじを公式HPから引用してご紹介しますね。
東京に潜む『絶望』。
それは、人々に『死』以上の恐怖を与える怪人ーー❝喰種❞(グール)。彼らはヒトに紛れ、ヒトを狩ったり、その死肉を喰らう。食物連鎖の頂点に君臨する❝喰種❞に怯えながら、人間たちはこの『間違った世界』を生きていた。
読書好きの大学生・カネキは、行きつけの喫茶店「あんていく」にて、リゼという少女に出会う。年齢や境遇、読書の趣味も同じということで、急接近する二人だが……。
僕は小説の主人公でも何でもない…だけど…もし仮に僕を主役にひとつ作品を書くとすればーーそれはきっと、❝悲劇❞だ。
『赫子』と呼ばれる捕食器官を用いて人間を襲い、その殺傷能力の高さから「化け物」と恐れられる❝喰種❞だが、彼らが生きる方法は、ヒトを喰う以外に存在しない。
カネキは、この歪んだ世界に疑問と葛藤を抱きながら、逃れようのない負の連鎖に巻き込まれていく。
壮絶!!
物語設定がすでに悲劇であると同時にアクション有のSFだと十二分に物語っておりますが、ボクがこのアニメで着目したいのは、作画です(真顔)。
めちゃくちゃ綺麗な作画、グラフィック、アクション、そして主人公「金木研」の声を担当する声優「花江夏樹」の演技力!!!
いや、他声優陣も凄いんですよ。
十二分に凄いんですよ。
キャラクターにしっくり合っていて、何の違和感もなく、そしてあの濃い変態力(観たら分かるあのキャラです)を見事に演じる豪華声優陣。
でもあの叫び声とかをあんなに悲痛に出せるのなんて花江さんくらいじゃね?
と思わせるほどの花江ぱうわーなんですよ。マジで。
しかし、面白い理由はそれだけじゃあありません。星五つの理由は勿論他にもある。
その一つとして、圧倒的心理描写力を感じられることが挙げられるでしょう。
グロテスクなシーン有の創作にありがちな、一方的殺戮が、この物語では存在しない。
この物語は言わば、リアルな戦争の実体験記録であり、当事者の葛藤が見事に表れた作品なのだと!ボクは!思う!!!
殺す側、殺される側。
それぞれに理由も、目的も、想いも、信念も、あるのです。
一人ひとりにしっかりと魂があり、価値があり、大切に想い、想われている人がいる。
そんな、当たり前のことを気づかせてくれるストーリー。
そして喰種全期に共通して言える、フラグ回収能力。
これだけ書けば伝わる筈だ!ストーリーがそもそも強いということが!!!
お互いを殺す、ただ淘汰する、殺される前にヤルっきゃない。そこに理由なんて要らない。そんな物語じゃないんです。
一人ひとりに、人生があるんです。
家族がいるんです。
恋人がいるし、大切な友人だっている。
喰種も、人も、何にも変わらない。変わるのは、立場だけなんだ。
そんな、切ない戦争を、現実にはない設定で描き切る。
そしてそれを盛り上げる「TKfrom凛として時雨」の「unravel」という名曲。
人気になる、その理由がそこにある……。
因みに、東京喰種は、TVアニメと、実写版の映画、舞台と様々な形で愛され制作されています。
何回かコラボカフェもオープンしているし、行けなかったけど(ギリギリと歯を食いしばる図)。
ボクだってあの不味いサンドイッチ食べてみたかった(真剣)。
漫画原作(著者:石田スイ)の世界観を壊さず、見事にアニメ化した監督:森田修平さんにはボクは個人的に拍手を送る。
なんなら、一人でスタンディングオベーションするから。
でもね、正直二期目のが好きなんですけどね。だって白カ…げふんげふん。
まあ、それはまた今度書くとしますわ。えぇ。
ストーリー性、心理描写、アクション、声優、それらに魅力を感じやすい方には大変おススメの作品です。
ただまああらすじから伺えるように、少しグロテスクなシーン(流血)が多々あるので、そこだけ注意してください。
ほのぼのとはかけ離れてます。
時々心臓がきゅっとします。
でも大変面白い。
第二期もまた観ます。
ありがとう石田スイ先生。愛してます。
さて、本日はこれくらいでお開きといたしましょう。
あばよ!