TVアニメ「CANAAN」
ハローハロー世界。
ものすごい久々になってしまったけれど、のんびり続けていければいいと自分を慰めているボクだよハローハロー。
さて、最近朝寝坊気味のボクが本日勝手にレビューしていくのはこちら!
TVアニメ「CANAAN」
大人気ゲーム「428~封鎖された渋谷で~」(スパイク・チュンソフト)原作のノンストップ共感覚TVアニメーション!
2009年に放映された作品ですね~。
もはや懐かしい、という感じですが、あらすじは例の如く、公式HPから引用させていただきます!
アジア有数の世界都市・上海。そこで行われている祭りは、街を体現するかのような喧騒、嬌声、音楽が入り混じり混沌としていた。その様子をビルの屋上から見下ろすひとりの少女がいた。名はカナン。彼女は女豹のようなしなやかな動きで、スナイパーライフルのトリガーを引いた……。
2009年といえば、もう10年以上前になるわけで。
だいぶ懐かしい作品なんですが魅力ってなあ中々衰えるものでもないし、当時の感動ってものも、中々どうして蘇るものなんですよね~。
自分の好みは何にも変わってないんだな!って思わせられるものがありますよ。ホント。
このお話の原作であるゲームをボクは全く知らなくて、ぶっちゃけ一話目とかお話について行けない感あったんですけども。
でもねえ、流石の豪華プロジェクトと言われるだけあって、とにかくもうね……。
アクションかっこいい!!
原案が奈須きのこ先生ってだけで、知っている人はああ、読み応えあるんだろなって感じだと思うんですけどね。
ああ、いつもの如くぶっとんでんのかなってね、思うやん。
それに加えてですよ。
アニメーションの命なんじゃないかと勝手に思うカメラワーク。
表情の機微。
そして声優陣の本領である演技力。
全部入ってんですよ?やばない?
このお話は少女カナンというチートなキャラクターが、ちょっと翻弄されたり考えたり戦ったり戦ったり戦ったり成長したり愛を見つけたりそんな話なんですけども。
いやー、流石奈須きのこ先生。
設定がホントぶっとんでる(真顔)!
ただのチートじゃない!そこには特殊能力がついてくる!!というか特殊能力持ってるが故のチート!ちゅよい!
通常ではありえないだろう設定。最初意味わからんのにスピーディーに進行していく物語。視聴者を翻弄しながら巻き込んで、最終的にはのめり込ませている。
ボクはこのお話がきっかけで、昔同じ能力をもったキャラクターをデザインしたくらい影響されまくりでしたよ。
ええ、昔の話ですけどね!!黒歴史!!ははは!!
閑話休題。
見るものにスピードを合わせるのではなくて、自分のスピード感に巻き込んでいく。
それが凄くこう、奈須きのこ先生はうまいですよね。
そして、それをさらに魅力的にするキャラクターデザイン。原案は武内崇先生。
アニメーションとして世に出したのは、P.A.WORKS。
全てが合わさって、アニメーションってできるんだなあって思いますわ。すわすわ。
一人じゃできないのがアニメーションだよねえ、って思わせられる力作です。
ボクはこの手の心理描写たっぷりなアクションが大好きなので、勿論星をつけるなら星5つ★★★★★!!
ネタばれはしない主義なので、どう書いたらいいのか迷いに迷いますが、あれだね!観て!って自信持って言える作品ですよ!
ホント、最初はホント意味わかんないんだけど!
誰これ!とか、なんで変な被りもんかぶってんの?!とか、なんなん、なんでこんな殺すん?とか、え、主人公表情全然変わらんのですが?とか。あと普通に人間離れしすぎなんですけどこわぁみたいな。
もうホント翻弄されるんだけれども、その謎は次話に進むごとに解決されていくから、まあ先を見てみろよ…(イケボ)みたいな。
まあ、ゲームが原作になっているので、ゲームの内容しらないと解決しないのかなっていう謎も残りますけどね?それはまあ、仕方ないやん。あるあるだし。
説明とか、そういうのしてくれない。だがしかし、そこがいい。
日本のドラマとか、特に警察ものとかにありがちな、全部説明してくれちゃう物語進行がボクは苦手で、観る度に自分で発見して、察して、成程!ってなるほうが魅せられている気がするじゃない?って思うんです。
そういう意味で、親切じゃない物語であるこのアニメは花丸満点なわけで。
ホント、かっこいいです。
アクションだけでも見ごたえあると思う。
カナンめっちゃかっこいいし、心理描写も見ごたえあり!!
ただめっちゃ殺すんで、そこら辺苦手な方は観ない方が良い。かな?
興味ある方はぜひ観てみてくださいね~。
ではこのレビューはここまでということで!
あばよ!!